土壌が有害物質により汚染されますと、その汚染された土壌を直接摂取したり、汚染された土壌から有害物質が溶け出した地下水を飲用すること等により人の健康に影響を及ぼすおそれがあります。近年、企業の工場跡地等の再開発等に伴い、重金属、揮発性有機化合物等による土壌汚染問題が顕在化してきています。土壌汚染による健康影響の懸念や対策の確立への社会的要請が強まっている状況を踏まえ、国民の安全と安心の確保を図るため「土壌汚染対策法」が施行されました。又、法の直接の運用によってだけでなく、土壌汚染を組入れた新不動産評価基準が適用されています。加えて金融機関が抱える不良債権を厳格に処理する動きもあります。企業会計も大きく変わることが予想され、土壌汚染対策は大きな経営リスクとなる可能性が高まっています。
対策法に基づくフロー
 
 
土壌環境基準の対象物質の用途
第1種特定有害物質 
項  目
用  途  の  例
 四塩化炭素 溶剤、洗浄剤、消化剤、しみ抜き
 1,2-ジクロロエタン 溶剤、洗浄剤、殺虫剤、医薬品
 1,1-ジクロロエタン 塩化ビニリデン樹脂の原料
 シスー1,2-ジクロロエタン 顔料、塗料、溶剤、洗浄剤
 1,1,1-トリクロロエタン 溶剤、洗浄剤、繊維のしみ抜き等
 ジクロロメタン 油洗浄剤、溶剤、冷媒、脱脂剤、消化剤
 1,1,2-トリクロロエタン 溶剤、洗浄剤、潤滑剤、ワックス
 トリクロロエチレン 溶剤、洗浄剤、殺虫剤、脱脂洗浄
 テトラクロロエチレン 溶剤、洗浄剤、殺虫剤、ドライクリーニング
 1,3-ジクロロプロペン 農薬(土壌くん煙材)
 ベンセン 溶剤、洗浄剤、ガソリン中に含有   
第2種特定有害物質
 カドミウム及びその他の化合物 カドミイエローなどの顔料や塗料、ニッカド電池、ハンダ、めっき材料、低融点合金
 六価クロム化合物 顔料、塗料、金属表面処理、防腐剤、写真     
 シアン化合物 合成中間体、めっき、写真、試薬、蛍光染料、金属焼入れ
 水銀及びその化合物 医薬品、触媒、乾電池、蛍光灯、整流器
   ・アルキル水銀 触媒など有機合成
 セレン 半導体、顔料、塗料、資料添加剤、感光体剤
 鉛及びその化合物 水道管、はんだ、合金、セラミックス、電池、バッテリー
 砒素及びその化合物

半導体、合金、天然でも高濃度の場合有り、木材防腐剤、農薬

 ふっ素及びその化合物 防腐剤、めっき、光学ガラス、半導体産業、歯科用セメント、表面コーティング剤
 ほう素 脱酸素剤
 
第3種特定有害物質
 シマジン 農薬(除草剤)
 チウラム 農薬(殺菌剤)
 チオベンカルプ 農薬(除草剤)
 PCB コンデンサーの絶縁油、塗料(1972年に製造禁止)
 有機リン化合物 殺虫剤、土壌燻蒸剤、除草剤
出典:環境省 土壌汚染対策法関連資料
 
「土壌汚染対策法」詳細 >>環境省ホームページ
 
 
青山建設株式会社
Copyrights© Aoyama Construction co.,Ltd All rights reserved.